国際性
総本部

総本部
1853年、初代の総長ヨゼフィーネ・エルクマンがたくさんの任務を果たすため、ミュンスターの新しい本部修道院にやってきました。
ここに、今では世界的規模に広がった統治の要となる、総長職のささやかな基礎が置かれました。

マザーハウス聖堂
総長は、副総長とともに、会全体のための会合を開き、総会議や国際的会議も主催します。現在、総長は、総指導のメンバーとともに、総本部敷地内にあるマザーハウス修道院に隣接している独立した修道院に住んでいます。
総長は、あらゆる国の姉妹たちを訪問し、そこで彼女たちと一緒に過ごし、忠告を与え、管区会議に参加します。総本部には秘書局等も含まれますが、それは、全管区の姉妹たちとの連絡等の業務にも開かれています。
国際修道会のシンボル
私たちは国際修道会としていつ、どこにいても会員のしるしである共通会章を身に着けます。
私たち国際修道会のシンボルは、Τ(タウ)とぐるりと囲む紐(コード)と結び目です。この結び目は、私たち姉妹が、本会に自発的に身を委ね、清貧、従順、独身の貞潔の生活によってイエス・キリストに従おうという望みを意味するものです。
紐が円形になっているのは、地球を象徴しています。それによって国際的共同体を意味しています。同時に、私たちが、癒しの奉仕をしておられるキリストの回りに集まっていることを表しています。
私たちはタウの中心的なシンボルによって団結しています。タウは、過去の豊かさに満ちたフランシスコ会の中心的なシンボルによって結ばれています。
信仰における奉仕の力が、また、フランシシカン共同体として、修道家族の一致の結びつきが育って行くのです。
このΤ(タウ)の裏側に創立者が巡礼者のお世話をしていたテルヒテの悲しみの聖母聖堂にあるピエタ像が刻まれています。
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共通会章
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タウ
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悲しみの聖母


U.S. カノニカルハウス
アメリカのカノニカルハウスは、修道会の活動拠点の一つです。
ここでは、シスターたちが医療福祉活動に従事し、地域社会に貢献しています。


関連施設
姫路聖マリア病院
歴史ある姫路聖マリア病院は1950年2月2日に開設されました。キリストの愛に根ざした精神のもと、人生の始まりから終わりまで、あらゆるステージにおいて人々と寄り添い、地域完結型の医療、介護・福祉を実現することで、地域の皆様の「命・健康・暮らし」を支えていきます。

聖フランシスコ病院
聖フランシスコ病院は、1949年10月に開設され、「キリストの愛の精神に基づき、地域の皆さまに信頼される質の高い医療を目指します」という理念のもとに運営されています。急性期医療のみならず、健康増進、リハビリテーション、在宅復帰支援と在宅医療・介護という幅広い医療を提供し、国が推進する「治し・支える医療」を通じて、地域住民の皆様が安心して暮らせる拠り所となるような病院を目指しています。
2019年9月30日付で、聖フランシスコ病院は長崎大司教区へ移管されました。

介護老人保健施設マリア・ヴィラ
1992年2月29日に開設された介護老人保健施設マリア・ヴィラは、キリストの精神に基づく惜しみない親切と真心からの愛をもって、療養を必要とする人々に寄り添います。生活リハビリや介護を中心とした医療ケアを通して、一日も早く家庭や地域社会で快適な生活が送れるように家族と共に支援していきます。

重度障害総合支援センタールルド
重度障害総合支援センタールルドは2017年4月に正式に事業を開始し、姫路聖マリア病院が設置・運営を行っています。重症心身障害児・者の方々に対し、医療・福祉・教育の各分野から総合的な支援を提供するセンターです。
