シスターの物語

シスターの物語 ④

シスターバルバラ須坂

 日本管区の中で、シスターバルバラ須坂は「パストラルケア」のシスターとして良く知られています。彼女は聖フランシスコ病院のパストラルケア部門で16年間勤務し続けています。シスターバルバラは言います。「私は神様の道具に過ぎません。私は神様の愛のメッセンジャーに過ぎません。私は、神様のみ国で全ての人と共に神様を賛美したいのです。」

 シスターバルバラは1934年に新潟県で生まれました。彼女のお父様はプロテスタントの信者さんでした。しかし、シスターバルバラの知る限りでは、彼は仏教徒のように見えました。彼女の他の家族は仏教徒でした。

 彼女が高校生の時、先生を通じてカトリック教会を訪問する機会がありました。彼女は2年間、教理を学びました。ある日、司祭が彼女に尋ねました。「カトリック教徒だが罪深い人と仏教徒だが善人と、どちらが天国に行くか?」これは、彼女の受洗のためのテストでした。彼女は答えました。「二人ともだと思います。カトリック教徒だが罪深い人は、他の多くのカトリック教徒の祈りに助けられるでしょう。ですから、その人は神様のもとに回心するでしょう。仏教徒だが善人は、神様が良いようにしてくれるでしょう。神様は愛だからです。」そのあとで、司祭は彼女に言いました。「あなたは洗礼を受けても良いです。」これが、彼女の人生の転換期でした。

 高校を卒業後、シスターバルバラは看護学校に入学しました。彼女はそこで様々な出会いと別れを体験しました。彼女は、寮に居たカトリックの看護師と一緒に、教理を学び、日常生活を分かち合い、患者さんを訪問しました。シスターバルバラにとって、これは良い体験でした。彼女は自然と心をきめました。「私はシスターになりたい。そして、哀れな魂を助けたい。」1958年に、彼女は私たちの会に入会し、1961年に初誓願を立てました。

 1961年から今日至るまで、シスターバルバラは、看護師として、施設長として、事務長として、パストラルケアの専門家として、ずっと病院で奉仕しています。

 彼女の好きな言葉は次の通りです。「わたしは渇く。」(ヨハネ19:28)

 彼女は言います。「この言葉は私の拠り所です。私はこの言葉と共に主の受難を思い起こします。この言葉を祈る時には いつでも、私は私の魂の渇きが癒されるのを感じます。」

 彼女は続けます。「神様が、今日私が出会う全ての人々を祝福して下さるように祈ります。世界中の臨終の床にある全ての人々をイエスの聖心に委ねます。」

 

 

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